ゲームの世界から活躍の場を移したプレイヤーが、 広告営業として大きな成果を生み出すまで。

こんにちは!事業企画部の櫻井です。

みなさんも一度は”ゲーム”に触れたことがあると思います。
そんなゲームの世界にもトッププレイヤーが存在し、その道のプロとして活躍を目指している人が出てきている昨今。

田中春輝という男はゲームのプロとしての活躍を目指していましたが、ゲームの世界からビジネスの世界での活躍を目指して転身しました。

目まぐるしいスピードで変化し続けるビジネスの世界のなかで成長を遂げ、成果を上げた彼にスポットライトを当ててみました。

“出会いは高校1年生”ゲームの魅力に取り付かれ、この道を極めると決意した田中の心の中

田中がゲームに初めて触れた時期は小学校低学年の時。その後も様々なゲームをなんとなくやっていたのですが、高校1年生の時に友人から言われた「ゲームの大会に出てみないか?」の一言で、運命的な出会いを果たしたようです。

当時田中がプレイしていたゲームはオンライン上でプレイするFPS(First-person shooter)と呼ばれるシューティングゲームでした。チームを組み、対戦するゲームで、田中は大会に出場し、プロを目指すゲームプレイヤーとしての人生をスタートさせました。

田中「ゲームの魅力は、全てチームと自分の努力次第というところですね」

そう語る田中は当時、ゲームに”勝つ”こと以上に”成長する”ことを意識し続けていたそうです。現在の彼のストイックさの原点とも言えるでしょう。では何がそこまで彼を鼓舞し続けたのでしょうか。

田中「両親から言われた『自分のやりたいことをやりなさい』という言葉の影響が最も大きいです。それから、今の年齢まで諦めないと決めたんです」

高校卒業から大学へ、大学卒業から就職へ、といういわゆる”王道”と呼ばれる人生とは少し異なった道を選んだ田中ですが、厳しい環境に身を置くなかで彼を鼓舞し続けたもの、常に心に在り続けたものは、両親からの厳しくも愛情に溢れた言葉だったのです。その言葉を胸に、彼はゲームとの運命的な出会いから現在に至るまで、一度も挫けることなく、自分を曲げずに取り組んできたのでした。真剣に語る田中に私は魅力を感じずにはいられませんでした。

諦めではなく、決意。次のステージで成長するために。

ゲームの世界を離れ、ビジネスの世界に足を踏み入れた田中は”営業職”に強いこだわりを持って会社を探していたようですが、他にもゲーム制作など自身の強みを活かせる職業にこだわらなかった理由を問いかけた時、彼はこう答えました。

田中「ゲーム好きなら、確かにプレイヤーではなくゲーム制作という道もありますが、ゲームは制作側とプレイヤーではまったく違う世界なのです。私はそれ以上に成長することを目的に生きており、モノやサービスを売る仕事に成長機会があると強く考えていました」

ゲームであれ営業であれ、田中は”成長したい”という欲求に従って行動しているんだなと私は感じました。
そんな欲求を抱えて出会ったのがライフワンズメディア。
最初は”リスジョブ”というサービス自体に魅力を感じた彼でしたが、数多くの企業の面接に臨んだ彼が、”ここに決めた!”と思った瞬間がありました。それは、面接時に今の直属の上司にあたる常務取締役の中村が言った一言だと語っていました。

田中「入社の一番のきっかけは『厳しいがここで努力すればどこまでも成長できる』という中村さんの言葉です。この言葉を受け、私はライフワンズメディアへの入社を決めました」

入社初日の感想について聞いてみると、田中の心境は不安と緊張でいっぱいだったそう。記憶もあまりないとのことでした。(笑)

田中「毎日同じ時間に電車に乗ることが最初の頃はしんどかったです。(笑)」

そう話す田中も会社で過ごす時間が増え、段々と業務内容も理解するにつれ、周囲のメンバーのレベルの高さに気付いていったそうです。そして、徐々に社内でのレベルの高いコミュニケーションやスピード感に圧倒され始めました。

田中が最も衝撃を受けた出来事は、自分が電話でサービス説明をした時には、お客様は興味を示さなかったはずなのに、他のメンバーがまったく同じ内容を同じお客様に電話で説明をしたところ、お客様が話を聞いて頂ける姿勢に変わったことです。それは一回にとどまらず、上司と二人で商談に臨んだ際は、生でその反応の違いを感じ、話し方や声の大きさ、伝え方でここまでお客様を惹きつけることができるんだ!と改めて営業の面白さを感じた半面、自分の力不足を心から悔やんだそうです。

誠心誠意頑張った先にあった”初受注”

ハイレベルな社内環境で少しずつ仕事のコツを掴んできた田中ですが、ついに先日、皆が、そして誰より本人が待ちに待った瞬間が訪れました。

「田中春輝、初受注!」

ライフワンズメディアでは入社から短期間での受注は比較的多くあり、それが意味することは短くても密度の濃い時間を過ごしたことによる”圧倒的成長”です。
今回、彼はどのような成長を遂げたのでしょうか。

今回成約を頂いたお客様は、ファーストコンタクトから商談、そしてサービスをご利用頂くまでに、今まで以上にスムーズに進んだと思いきや、様々な失敗をしてしまったと田中は話していました。一番の失敗は、商談前にサービス説明資料の送付先を間違えてしまったこと、そしてフォローが足りず、それが発覚したタイミングが商談開始時間直前だったことだそうです。業務フローは理解していたつもりでいた田中でしたが、余裕がなくなっていたこともあって、致命的なタスク漏れを起こしてしまったと話していました。

ですが、今までの田中ならここで落ち込んで失速してしまっていましたが、この時は早い立ち直りで挽回しました。お客様には誠心誠意をもって謝罪し、その後の商談もミスを引きずらないようにしたそうです。そのため自信をもって商談を進めることができたと話していました。そして最も気を配ったことが商談後のフォロー連絡です。きめ細やかなフォローを地道に続けた結果、彼はお客様の信頼を勝ち得ることに成功しました。

受注したタイミングについて田中は「嬉しくもあるが、それ以上に次のアクションについて考えていた」と話していました。新人とは思えない冷静さと先を見据える力は将来のさらなる活躍を想像するにこと足りません。

“やればやるだけできるようになる”彼が見つめる将来とは。

最後に田中は”現在と未来”について話してくれました。

田中「私は『まだまだ一合目』どころか自宅から数十歩、100mか200m歩いた程度ですね。全然駆け出しです」

“まだまだ一合目”は上司の中村が自身を説明する際に使う言葉です。今回、結果を残した田中ですが、彼はそれにとらわれず、前だけを見つめていました。

「将来はどのような人になりたいか」について質問したところ彼はこう答えました。

田中「あまり難しいことは言えないので、とにかくたくさんモノを売れる営業になりたいです!」

その答えは新人らしくもあり、優秀な営業社員のあるべき姿でもあり、私はある意味、”営業”という職業の芯の部分だと感じています。

ゲームの世界とビジネスの世界で似ている点は「やればやるだけできるようになる」ことだと田中は話しています。そして当社代表は「人生は最大にして、最高のゲームである」と常々口にしています。ゲームプレイヤーとして活躍していた時のように、今後このライフワンズメディアでも彼の根底にある”成長したい”という欲求を存分に爆発させつつも、人生をゲームのように楽しんでいってほしいです。おそらくそう思う必要もないくらい、既に楽しんでいるように日々感じています。

 

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