~人は失敗で成長する~当社メンバーの失敗談

こんにちは!
事業企画部の櫻井です。

皆さんは”失敗”についてどう思いますか?

今を生きる社会人は、これまでの人生で大小関わらず「全く失敗をしていない人」はほぼいないと思います。

役員陣を含め、当社メンバーも今まで数えきれないほどの失敗をしてきました。
ですが、その失敗経験があってこそ、そこから学ぶものがあり、今現在の強い組織があって、強い個人の力があると私は考えています。

今回はそんな当社メンバーの失敗談、そしてその後どんな成長を遂げたのかをご紹介します!

CASE1:小さな仕事も多くの人が関わっている

とあるメンバーは、データの作成を依頼されていましたが、作成作業に対する工数見積もりが甘く、進捗が良くありませんでした。進捗が悪いにも関わらず、期日直前まで報告をせず、期日ギリギリで上長が引継ぐ事態になってしまいました。
別部署のメンバー、延いては取引先にまで悪影響が出る可能性がある状況までに及んでしまったのです。

当時、そのメンバーは自身の作業スピードに対する工数見積もりの甘さは認識しており、改善が必要だと感じていました。
ですが、期日に間に合わないことを報告しないこと、その仕事の影響範囲を認識すること、周囲の人の時間を奪っているということなど、そのタスクというより仕事をするうえでさらに重要なことには気づけていなかったのです。

この件で重要なことは報告と確認、そして周囲との共有です。
気付かされたメンバーはその後、とにかく期日の確認とこまめな進捗状況の報告を行いました。
加えて、たとえどんなに小さな仕事でも、自分が遂行しているタスクという”点”で捉えるのではなく、過去にどういうことが起きているのか?どうして今この作業をしなければならないのか?今自分はどの工程を担っているのか?このタスクが終了した後の完了までのフローはどうなっているのか?など道を辿るように”線”で捉えることを意識しました。
このような行動をすることによって、一つの仕事に対する視野が広がり、比較的円滑に仕事を進められるようになりました。
別の観点で、仕事において、早々にできないとアラートを出すことは、できると言い張り結局できないことよりも100倍良いということに気付くことができました。

そのメンバーは「様々な関係者に迷惑をかけたが、勝手ながらに迷惑をかけたこと以上に学びを得たことの価値を見出している。もちろん反省はするべきだが、仕事をするうえで重要なことに気づくことができた」と語っています。

CASE2:「伝える」ことの難しさ

こんなメンバーもいました。
右も左もわからない入社間もない頃、先輩メンバーから引き継いだお客様のフォローアップの際、お客様の心境を読み取ることができず、さらに逆撫でするような発言をしてしまい、激昂させてしまったそうです。

営業として、お客様がどう感じていて、今後どうしたいと思っているのか?そしてそのお客様が思い描く理想の形に対して当社がどのような提案ができて、どうやったら最も上手く伝わるのか?を常に考えることは重要なことです。
とはいえ、入社直後からこれら全て完璧にできるメンバーはほとんどいません。

このメンバーは、当時、今までにないほどお客様に怒られたので、正直呆然としていたと語っています。状況もあまり把握できておらず、自分ひとりでは上手く消化できていない状況だったようです。

ですが、当時既に当社には優秀なメンバーが多数在籍していました。先輩メンバー同席のもと、再度商談を設定しました。そこで先輩メンバーの対応と自身の対応でのお客様の反応の違いを生で実感したそうです。
基本的なことではありますが、サービス内容を丁寧に説明するだけでなく、お客様の状況をしっかり聞き取り、最適な提案を常に心がけるという重要なことを改めて学んだそうです。

今や、そのメンバーは社内トップクラスの業績を作り上げるまでに至っています。
同時に「当時は失敗したと思っていたが、今思えば良い経験をさせて頂いた」と語っています。

CASE3:確認の重要性

当社の事業企画部のメインとなる業務はwebマーケティング、広告運用での集客です。簡単にいうと「会社のお金を扱っている」部署になります。

月にかなりの額のお金を動かしている当社のwebマーケティングチームですので、広告配信設定の大きなミスは業績に直結する致命的なものとなりうる場合がほとんどです。

そのメンバーは、当時、広告配信の設定を間違えてしまい、数あるキャンペーンの内の一つではありますが、キャンペーン内で数日かけて運用する想定だった金額をほんの1日で消化してしまう失敗をしてしまいました。

当時の心境を伺ってみると「なぜここまで急激にお金が使われているのか不思議だった。反省や後悔よりも驚きのほうが大きく、たった1日でここまでお金を使うことができるのかと痛感した」と語っていました。

この失敗を踏まえて、そのメンバー含め事業企画部ではセルフチェックとダブルチェックの徹底を行いました。細かい配信設定や大幅な予算変更の際は、必ず設定にミスはないかどうかをセルフチェックとダブルチェックを行うようにしました。

そして何より、当社にはこの失敗によって生じた損失をカバーできるほどのwebマーケティングの能力があります。当時も、そのスキルとノウハウを活かし、広告効果の改善を実現しました。

そのメンバーは「セルフチェック、ダブルチェックの重要性を学んだ。また、自分のミスひとつで大きな損失を出す可能性のある重要な仕事だと改めて自覚し、一層の責任感を持つようになった」と語っています。

このケースも失敗を成長や学びに昇華させることができた良い例だと考えています。

最後に。

いかがだったでしょうか?
“失敗”という側面のみで捉えると、大きな壁にぶつかって前に進めていない感覚に陥ってしまうような内容ばかりだったと思います。
失敗に対する反省はもちろん必要ですが、その反省以上に、この失敗から何を学んで、学んだことから次に同じような失敗をしないためにはどうすればいいのかを考えて、行動することのほうが重要です。
失敗は、一概に全て悪というわけではありません。失敗を失敗のままにしてしまうことこそ悪だと私は考えています。
おそらく、当社役員含めメンバー全員が同じ考えだと思います。
今後、当社の仲間になるかもしれない皆さんは、是非たくさんの失敗をして、反省をして、改善をするということを実践してみてください。

きっと、今以上の自分になれるはずです。

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